幼稚園でのICT活用実践を視察

佐賀市で教育ICT活用事業を行われている株式会社NEL&M(ネル・アンド・エム)様が幼稚園を対象に取り組まれているICT活用スクールの現場を視察しました。
当日は朝から新幹線+長崎本線で佐賀市に移動、NEL&Mの田中社長のご案内で10時過ぎに高岸幼稚園に入りました。

授業で使用するiPadやプロジェクターなどのセットアップを10分程度で簡単に済ませると園児たちが着席。1学期最後の活動ということで、まずは5月からの振り返りムービーでこれまでの学習のリフレクションを行い、その後は、3人で1台のiPadを使った「動物」「虫」の折り紙づくりに挑戦。iPadで折り方を見ながら、3人で決めた題材を折り進めました。完成したら写真にとって発表鑑賞会へ。子どもたちは「待つ・見る・応援する」というルールをしっかり守り、周りの子の話をじっくりと聞く態度が身についていました。
担任の先生からは「ICTタイムの活動が他の場面でも活かされているようで、集中力や応援する気持が高まっているようです」との報告もあり、子どもたちの能力や可能性を引き出すきっかけづくりにもなっているようです。
今後は、IDの知見や先行研究なども取り入れながら、様々な幼児教育や保育の場での効果的な活用事例を蓄積していけたらいいなと思います。熊本でも近いうちに是非トライしてみたいと考えています。
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