■SIパートナーシップモデルとは
お客様が求めるソフトウェアの開発・デリバリ・保守を効率的かつ効果的に進めるために、私たちがご提案する「SIパートナーシップモデル」とは、「必要な機能」を「必要な順番」で「少しずつ開発」し「順次デリバリー」するSI(システムインテグレーション)の新しいコンセプトに基づく「月額定額」による契約形態です。
■SIパートナーシップモデルにおける開発の進め方
SIパートナーシップモデルでは、従来の受託開発のように、当初合意された仕様に基づいて一度に全体を作り上げるのではなく、2週間程度の開発単位でアウトプット(成果物)を決めて開発し、出来上がったシステムを提供、評価しながら次に作りたいものを決めていく、という方法をとります。
具体的な開発の進め方は次の通りです。
具体的な開発の進め方は次の通りです。
(1)ゴール・目標の確認
お客さまの事業やプロジェクトにおけるミッションを達成するために必要となるソフトウェアには、どのような機能、役割が必要となるのか、お客さまの事業継続の視点から一緒に分析し、開発全体のスコープやゴール・目標を定義します。
(2)開発タスクの開始
デリバリーする機能単位を2週間~1ヶ月程度のタスクとし、優先順位に従って、順次開発を行います。開発する機能単位や優先順位等は、タスクの開始時点でミーティングを行って決定します。
(3)開発レビュー~リリース
試作版が出来上がったらオンラインでのプレビューを行い、機能やデザイン、使い勝手等を確認していただきます。運用テストを行い問題がなければ本番環境にリリースします。
(4)評価~次期開発タスクの開始
リリース後の状況や外部からの評価、意見等を踏まえ、次期開発タスクの機能範囲やゴールを定め、開発をスタートします。このような短いタスクを繰り返し実行しながら、必要に応じて軌道修正を行い、当初想定したゴール・目標の達成を目指します。
■SIパートナーシップモデルにおける開発の特徴
(1)オーダーメイドによる受託開発
パッケージ型のソフトやサービスを適用して開発するスタイルでは解決できない課題にも柔軟に対応できます。
(2)開発~運用をシームレスに実施
ヴィネットのお客さま専任スタッフが、企画ら参画しお客さまと一体となり開発を進めます。出来上がったら納品して終了、ではなく、運用~保守、バージョンアップまですべてのライフサイクルを私たちが責任をもって対応することにより、お客さまの事業の成長を目指して一緒に創り上げていくことをお約束いたします。
(3)クラウドベースの遠隔開発
ただし、お客さま先への人材派遣はいたしません。私たちはインターネット(クラウドサービス)を活用することで、離れた場所にいてもパートナーとして効率よく作業を進めることができます。担当者一人に任せ切るのではなく、最新のテクノロジーやツールを活用し、ヴィネットという会社全体でバックアップしながら、お客さまと一体となった開発~運用を継続していきます。
■こんな開発ニーズに応えます!
(1)スピードを重視したい
ユーザを早期に獲得し、市場を創出しながら成長させていく。ネットを活用したビジネススタイルに適応した事業展開には不可欠な要件です。
(2)ユーザのニーズをフィードバックしたい
リリース後に寄せられる様々なユーザニーズを反映したソフトウェアのエンハンスを継続的に実施してきたいというご要望にお応えします。
(3)スモールスタート&スケールアウト
新規事業を立ち上げる際には、トライ&エラーとピポットを繰り返しながら、成長路線を探っていく活動の継続が求められます。まずは小さく始めて試行錯誤を繰り返しながら成長させていく、といったスタートアップの方の開発ニーズにお応えします。
SIパートナーシップモデルは、株式会社ソニックガーデンの「納品のない受託開発」を参考に開発いたしました。
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