バスを便利に楽しく。
バスインフォメーション&ロケーションシステム ViTRACK
Visual Information and Transport Tracking System.
ViTRACK(ヴィトラック)は、バス利用者の役に立つさまざまな情報の表示を可能とした、地域の移動とコミュニケーションを支えるバスインフォメーション&ロケーションシステムです。
定時運行が困難な路線バスの位置情報や遅延状況等を「見える化」。
スマートフォンでの利用はもちろん、待合所等に設置する案内端末での利用や、バス車内での停留所の自動案内にも対応いたしました。
◆スマートフォンを車載するだけ!手軽に運用できます
車載端末はスマートフォンを利用しており、低コストで導入、運用が可能です。また取り外しも容易なので、別のバスへの車載も簡単です。運行中は各停留所の到着時刻、遅延・早発を表示し、ドライバーの円滑な車両運行をサポートします。
- 乗務員は運行開始時に車載端末の画面から便番号を入力するだけの簡単操作
- 選択された便の運行情報(通過する停留所名、到着時刻、遅延・早発等)を車載端末の画面に自動スクロール表示する「運行サポート機能」を搭載
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◆スマートフォンで運行状況をリアルタイムに確認!
バス利用者のスマートフォンに、乗車したいバスの運行状況がリアルタイムに表示されます。ウェブブラウザを使用するため専用アプリのインストールは不要。バスの現在位置や遅れ時間等はウェブ上で逐次自動更新されるため、常に最新の運行状況がスマートフォンで確認できます。- 乗りたいバスの運行状況(遅延、到着予定、現在位置等)を確認できる「すぐ乗る」機能
- バスの到着時刻(定刻)や運行ルート、料金等を確認できる「調べる」機能
- 乗車/降車場所は50音で選択できるほか、位置情報をもとに現在地に最も近い停留所を検索し乗車場所として選択することも可能
- 指定された停留所を通過するバスの運行情報(遅延状況等)や運賃などを路線ごとに一覧表示
- 乗車するバスの現在位置、待ち時間、降車バス停への到着予定時刻等の詳細情報を表示
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◆目的地到着まで運行状況を逐次お知らせ!
乗りたいバスが到着すると、乗車案内が通知され、スマートフォンの表示が降車案内モードに切り替わります。乗車後もバスの現在位置や遅れ時間、降車バス停への到着予定時刻等がウェブ上で逐次自動更新されるため、降車まで常に最新の運行状況を確認することができます。- 出発時に乗車するバスの案内情報(行先、出発時刻、遅れ時間等)をポップアップ表示
- 目的地への到着まで、バスの遅延状況、通過バス停、降車バス停への到着予定時刻、運賃、近隣の地域情報(生活情報、観光情報等)などを表示
- 到着時にバスの到着情報(到着地、遅れ時間等)をポップアップ表示
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◆停留所の案内端末で運行状況がわかる!
停留所に案内端末を設置することにより、スマートフォンを持たない利用者にも、バスの運行状況や走行位置などをリアルタイムでお知らせすることができます。- 指定された停留所を通過するバスの運行情報(便名、行先、所定時刻、運行状況、現在位置)を一覧表示しリアルタイムに更新。
- 到着3停前、2停前、間もなく到着のタイミングでバスの接近を案内。
◆車内でも運行状況をリアルタイムに案内!
バス車内の前方に案内用ディスプレイを取り付けることにより、スマートフォンを持たない利用者にも、バスの運行状況や運賃情報、次の停車地などをリアルタイムでお知らせすることができます。- バスの運行情報(次の停車地、到着予定時刻、遅延状況等)、運賃情報、乗換案内、近隣の地域情報(生活情報、観光情報等)などを車内案内用端末のディスプレイに表示
- 音声合成による音声案内にも対応。録音による音声データの作成は不要です。
- 停車ボタンやドア開閉スイッチと連動した「次とまります」「発車します」等の案内にも対応
◆ビジュアルにバスの運行を管理!
走行中のバスの現在位置をパソコンやスマートフォンでルートマップに表示することができます。運行管理者はバスの現在位置をリアルタイムに把握できるので、運行状況が一目でわかり、利用者からの問い合わせやクレーム等にも即座に対応できます。- 走行中のバスの現在位置や遅れ時間、各バス停への到着予定時刻等をルートマップ上に表示
- 運行管理者は、行先、停留所、通過時刻、料金、乗換情報、路線案内等の運行データをパソコンから簡単に登録・更新
- 運行データは、excelなどの表計算ソフトで作成し一括登録・更新も可能
システム構成
[基本システム]
A.車載端末
Androidスマートフォンに車載端末アプリをインストールし、運行するバスに搭載します。車載端末アプリには以下の機能があります。
◆停留所通過情報の自動通知
◆運行サポート機能
- スマートフォンのGPSを使って測定された緯度・経度情報をもとに停留所への接近・離脱を自動判定し、モバイルデータ通信によりリアルタイムで通知します。
- 運行中のバスの遅れ時間、各停留所への到着時刻等を、車載端末の画面に表示します。表示された画面は運行に合わせて自動スクロールします。
B.バス利用案内ウェブアプリ
スマートフォン(iOS/Android)のウェブブラウザを使用してバスの運行情報を確認できます。バス利用案内ウェブアプリには以下の機能があります。◆運行情報一覧表示
◆運行詳細情報表示
- 乗車する停留所に到着するバスの運行情報(現在位置、遅延状況等)を一覧表示しリアルタイムに更新します。
◆到着プッシュ通知
- 乗車するバスが通過する停留所と通過予定時刻を逐次更新しながらリアルタイムに表示します。 乗換情報や近隣の施設・店舗等のご案内を表示します。
◆運行情報検索
- 乗車/降車する停留所への到着を利用者のスマートフォンにプッシュ通知します。
- 指定された停留所を通過するバスの到着時刻(定刻)や運行ルート、料金等を検索し表示します。
C.バス運行管理用ダッシュボード
パソコンのウェブブラウザで動作可能な運行管理者向けのシステムです。◆バス運行状況表示機能
- 運行中のバスの位置、および各バス停への到着予想時刻等をロードマップ上にリアルタイムにプロットして表示します。
◆運行データ管理機能
- 運行中のバスに関する情報(現在位置、遅延状況等)をリスト形式でリアルタイムに一覧表示します。
- 路線情報、停留所情報、通過時刻等の運行データを登録・更新します。
- Excelなどの表計算ソフトで作成した運行データを一括登録できます。
[オプションシステム]
A.停留所案内用端末
- 停留所や待合所等に設置された大型モニタ(別売)に接続し、停留所を通過するバスの運行情報(便名、行先、所定時刻、運行状況、現在位置等)を一覧表示します。
- 運行情報はバスの通過地点の更新に合わせてリアルタイムに同期されます。
- 到着5分前、3分前、間もなく到着のタイミングでバスの接近を案内します。
B.車内案内用端末
- バスの運行情報(次の停留所、到着予定時刻、遅延状況等)、運賃情報、乗換案内、近隣の地域情報(生活情報、観光情報等)などを、車内前方の天井に取り付けた案内用ディスプレイに表示します。
- 自動音声合成による音声案内にも対応します。
- 英語、中国語、韓国語などの多言語化に対応します。
- 降車ボタンと連動した「次とまります」案内や、ドア開閉スイッチと連動した「発車します」案内ができます。
ViTRACKは、「バスを待つ人に安心と安全を」を出発点に、地域住民や地域を訪れる方々がバスなどの公共交通を積極的に利用していただくための情報ネットワーク基盤として平成26年に開発をスタート、合志市「レターバス」によるフィールド実証を中心としたMOKKCOSプロジェクトを経て、熊本高等専門学校 情報通信エレクトロニクス工学科 永田(和)研究室との共同研究・開発を進めてまいりました。
わたしたちは、今後も地域に寄り添い、人をつなぎ、新しい価値をつくり、輝きをつたえる取り組みを進めてまいります。
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