ごあいさつ

1986年、私が社会人として最初に関わった仕事は、大型汎用コンピュータの運用管理を指導する教育サービスのスタッフでした。職場ではインストラクターや教材開発等の仕事を通じ、コンピュータの利用技術に加え、教えることの難しさ、そして喜びを教えていただきました。
それから20年後の2006年、当時NPOでお世話になっていた大学の先生とのご縁により、熊本大学大学院 社会文化科学研究科教授システム学専攻に入学、インストラクショナルデザインを中心とした教授システム(Instructional Systems)について体系的に学ぶ機会をいただき、教育を 「効果的・効率的・魅力的」にするための理論と手法を修得することができました。
私はこの専攻を修了したことで、ITを活用した学習環境の可能性や将来性を確信し、これからの教育の現場に、自らが経験した新しい学びのスタイルを普及、浸透させる仕事を通じて、人々の学びと成長を支援していきたいとの思いに至りました。
2014年、27年間勤務した富士通を退職、ITと教育システムのエキスパートとして、革新的で創造的な学びの場づくりを支援すべく、株式会社ヴィネット(VInet Corporation)」を設立いたしました。
ITを活用した教育システムを中心に、お客様がこれまでに経験したことのない価値を低コストで提供できるよう、これまでの考え方にとらわれない斬新な発想をかたちにし、お客様とともに成長し続けていけたらと思います。

Voyage of Innovation. ~イノベーションの旅~ は続きます。私たちと一緒に楽しみましょう!

株式会社ヴィネット 代表取締役社長
村 嶋 亮 一


代表者のプロフィール

  • 1986年 株式会社富士通南九州システムエンジニアリング(現 富士通九州システムズ)入社、情報処理技術者の指導やIT人材育成に関するコンサルティング業務に従事。
  • 1995年 3次元CGによる健康教育コンテンツの企画、開発ディレクターとして、国立水俣病研究センターとの共同研究による骨粗しょう症指導教材の開発に従事。
  • 1997年 株式会社富士通総研(FRI)に出向、自治体・公共分野のシニアコンサルタントとして、学校教育や地方自治体における情報化調査分析、情報化構想策定等に従事。
  • 1999年 富士通(株)ソフトウェア事業部のビジネスプロモーターとして、基幹グループウェアシステム「TeamWARE Office for Linux」およびその関連サービスビジネス、ならびにビジネスアプリケーション基盤Interstageの利用者向けeラーニングサービス企画、商品化、プロモーション等に従事。
  • 2004年 自治体・公共・文教分野におけるネットワークシステム基盤導入支援、地域活性化支援コンサル等を担当。
  • 2006年 社会教育の推進や文化芸術等の振興を図ることなどを目的に、特定非営利活動法人くまもとインターネット市民塾を設立、インターネットを活用した学習支援環境とその活用ノウハウを提供する生涯学習支援事業を開始。
  • 2009年 熊本大学大学院 社会文化科学研究科 教授システム学専攻 博士前期課程を修了、修士(教授システム学)。
  • 2012年 富士通(株)九州支社ビジネスイノベーションセンターに出向、産学官民連携による地域活性化への取り組み支援や新事業領域開拓、新たなビジネス創造等に従事。
  • 2014年 富士通を退職、ITと教育システムで、革新的・創造的な学びの場づくりを目指す新会社「ヴィネット(VInet Corporation)」を設立。
  • 2016年 熊本地震の発生を受け、産学官民連携による復興ICT支援チーム「リバイブくまもと」を設立。ICTを活用した被災地の支援や被災地の復興に関わる組織・団体等の支援活動を推進中。
専門分野は、教育や学習の効果・効率・魅力を高める方法論であるインストラクショナルデザインと情報ネットワーク技術に基づく教育システム、ネットワークコミュニケーションシステムの設計、構築。

修士(教授システム学)、特種情報処理技術者、eLPラーニングデザイナー(eLc認定eラーニングプロフェッショナル)